2008年 06月 07日
佐渡裕さん-オーケストラ演奏会
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プログラム:曲目:バーンスタイン/「セレナード」
マーラー/交響曲第1番「巨人」
今回は開演前に何と!佐渡さん自ら、曲の解説をしてくださり、バーンスタインのこの曲への想い、マーラー・巨人の聞きどころをとても分かり易くお話頂きました。
この4月から「題名のない音楽会」の司会を担当されることになったのがきっかけかな?
オケのみなさんの気持ちや意気込みなんかも解説を頂くことによって、お客さんとの一体感があるように思えました。
昨日すごくびっくりしたことは、何とコンサートマスターがパリ管弦楽団コンサートマスターのフィリップ・アイシュさんだったこと!何て豪華なんでしょうか!(*フィリップさんは4月の「題名の無い音楽会-パリ編」でインタビューに出られていた方です。)
演奏は、佐渡さんの師匠である、レナード・バーンスタインへの尊敬・敬愛がものすごく伝わってくる丁寧でダイナミックな音色!フィリップさんの感情豊かなソロの部分もすごく際立っていました。
そしてそして・・・。恥ずかしながら音楽素人の私。。。マーラーの巨人を初めて聞き、衝撃を受けました。「きゃぁ~、すごおおおおおいいいい!」と心の中で大声で叫んでおりましたよ!
とてもスケール感のある、大胆で繊細な曲目・・・、マエストロ・佐渡さんも大量の汗をかきながら、タクトを振り、全身で音の感情をオケに伝えていらっしゃいました。
もちろん会場はブラボー!と鳴り止まない拍手の嵐でした。感動してちょっと涙が出そうになるぐらい、非常に良かった演奏会でした。
友人も大興奮で「めっちゃうれしい~!すごい嬉しいプレゼント~」と喜んで頂けました。
よかったわ、私も嬉しい♪
ちょっと心配なのが佐渡さんのスケジュール。年間すごい数の世界中でのコンサート・練習をこなしつつ、小学校へ出向いて実際に教えられたり、TVの司会なんかもあって・・・お体大丈夫でしょうか。みんなの大事な佐渡さん、あまり無理はせず、元気で素晴らしい演奏をこれからもずっと聞かせてくださいね。
*ちなみに明日の「題名のない音楽会」には、私の大好きな作曲家の青島"アマデウス"広志さんが出られます。16歳頃に「朝までモーツアルト」というコンサートで見てからの大ファン!すごく分かりやすい解説とおもしろさ!これは見逃せないわ~!
by 55kirakira
| 2008-06-07 11:34
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